1950-02-06 第7回国会 参議院 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第10号 入り後直ちに自分以下一名、二名が分離されましてノポニコリスク病院に連れて行かれ、ここで以て約半年自分は外科の診療、もう一名の佐々木大尉は伝染病棟において患者の診療に従事しました。自分は約半年の間において、治療において権利と義務が並行しない。いわゆる私がこのまま続行したならば、患者にますます不利をもたらすといつた見解の下に身を退きまして、同年の十一月ウオロシロフの第七分所に転属しました。 有田浩吉